楽しい時間というものは、あっという間ですね。 私の記憶が正しければ、ついこの間入学したばかりだと 言うのに、気付けば社会へ出て行く準備を整えなければ ならない時期になっていました。22年という年月、変わった ことと言えば身体の大きさと食べ物の好みくらいでしょうか。 幼い頃は大学生といえば、もう大層な大人であると感じて いましたが、いざ自身がその立場を迎えると意外と何にも 変わらないのだなと実感する日々です。 いや、もしかすると私自身があの頃と変わりたくないと 願っているのかも知れません。 そんな若者の些細な願いを込め、皆さまに楽しい一時を 提供できれば光栄です。 作・演出 宮城悠 |
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